免疫低下の原因はストレスからおきることが多く、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなります。
免疫力とは、カラダの中から死んだ細胞や老廃物を排出したり、細菌やウイルスを排除したりして、病気にならないようにカラダを守り、カラダの調子を整えます。
免疫力を低下させるストレス、免疫力を高めるストレスについて解説をしていきます。
免疫力の低下は自律神経の乱れ
免疫力の低下をひきおこす原因は、自律神経の乱れが大きく起因しています。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、日々の生活の中でそのバランスをとりながらカラダを守っています。
昼間の忙しく感情が表にでてくる時間帯は交感神経が優位に働き顆粒球の比率が上昇して、夜の穏やかな時間は逆に副交感神経が優位に働きリンパ球の比率が上昇して、カラダのバランスを保っています。
カラダの中の白血球やリンパ球、顆粒球、マクロファージなど免疫細胞がウイルスや細菌などから関係などにより、免疫力が低下してカラダの調子を悪くします。
IgAの濃度の低下
カラダの中には、目や口、鼻や腸などの免疫に働くIgAと呼ばれる抗体があります。異物に対して働くタンパク質で、自律神経のバランスが乱れるとIgAの濃度が低くなります。
IgAの濃度が低くなると、病気にかかりやすくなるので要注意です。
過度なストレスになると、免疫力を低下させ自律神経失調症などの病気を発症します。
強いストレスが持続しておきると脳からステロイドホルモンや神経伝達物質が分泌され、免疫細胞の働きを低下させます。
またストレスからカラダを守り免疫を低下させないため、免疫力を高めるにはどうしたらよいのでしょうか。
免疫力が低下する方には次のような特徴があります。
- 激しい運動をする人
- 高齢者、赤ちゃん、妊婦
- 睡眠不足を抱えている人
- 生活時間が不規則な人
- ストレスのかかる受験生やビジネスマン
- 栄養が偏りがちな食事をとっている人
免疫力を高めるためには、ストレスを解消することが大事です。
基本的なこととして「栄養バランスの良い食事」「適度な運動」「体温を上げること」「質の高い睡魔」を心がけましょう。
激しい運動をするアスリートは免疫力が弱く風邪をひきやすいので、要注意です。
適度な運動は、副交感神経の働きを高めてストレス解消にはとても良い効果が期待できます。
運動する人は、筋肉量もあり、基礎代謝も高く、血液のめぐりもとても良い状態です。血液中の免疫細胞も活性化して免疫力も高まります。
特に室外ではウオーキングなどの散歩を30分、部屋の中ではスクワットなどを20回ぐらいを無理なく心がけましょう。
免疫力を高めるのは、日々厳しいと感じられる方もおられると思います。
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