免疫を高めるレシピ「便利な作り置きレシピ」

レシピ

20代のころ、若いからか健康のことはまったく考えず、暴飲暴食三昧の日々だった。

そのことが原因なのか、あとでわかったことだが、過敏性腸症候群を患っていた。

通勤途中にトイレのない電車の中で、急に大トイレに行きたくなり、途中下車してトイレに駆け込むなどが茶飯事でかなりのストレスを抱えていた。


わたしは、3分間しか戦えないウルトラマン症候群と呼んでいた。

ただ、昔は病名もあまりよくわからず、何か大病ではないかと心配した時もあった。

また、良性だが大腸ポリープが原因でしょうと、ポリープの削除手術で入院させられたこともあった。

しかし、退院してもまったく症状は変わらなかった。


晩年を迎える最近は、同じ年齢の仲間が集まると健康の話しばかり。

コロナウイルスが落ち着いたアフターコロナ時代は、病院経営も大変な状況でを迎えつつある。

自分のからだは自分で守らないと誰も助けてくれないことを、身にしみて感じたと思う。


病気にならない生き方をするためにも、まずは毎日の食事から考えていきたい。

病気にならないためにも、病気に対抗すだけの免疫力をつけること。

免疫力をつける栄養素、食事はいっぱいあると思うが、三日坊主に終わらず毎日続けられることが、もっとも大切だと思う。


免疫力アップに大事なことは、免疫力の約7割は腸の健康で決まると言われており、腸の健康を守る視点で考えていくことである。

着目したい食事は、手間がかからず毎日続けられること。

プラス1品の作り置きの保存食であれば、すぐ食卓に出せる。

そこで、腸に優しい免疫力を高める発酵食品にこだわっていきたい。

プラス1品にちょうどいい。

「ザワークラウト」

ドイツの漬物。ソーセージの付け合わせとしても有名である。

キャベツに塩を合わせて発酵させて、食物繊維や消化酵素が腸内の免疫力をアップする。

植物性乳酸菌とビタミンCを多く含み、抗酸化作用、腸内環境改善が期待できる。

材料もシンプルで、3か月~半年は保存食(冷蔵庫)として活用できる。冷凍保存はもっと保存できる。

ソーセージと一緒にパンに挟んで「ホットドッグ」

メンチカツや餃子、煮込み料理で肉が柔らかくなる。

◇材料

キャベツ・・・1玉(約1キロ)

塩・・・20g

煮沸消毒をして清潔な保存瓶(1Lの瓶に1キロのキャベツ:芯は除く)

◇つくり方

①瓶を煮沸消毒して乾かす。

➁キャベツを洗い、粗目の千切りにする。あまり洗い過ぎない。

➂千切りにしたキャベツをボールにいれ、塩を合わせてしんなりするまで約10分よく揉みこむ。

④煮沸消毒をした瓶にキャベツを入れ、細い棒などで押し込む。最後にボールの水分も入れる。キャベツが浸るのがベスト。

⑤キャベツの外側の葉1枚を上に乗せ、重しとしてその上に硬い芯を乗せ、蓋をする。

⑥発酵がすすむと炭酸ガスが発生するので、蓋はパッキンをはずし密閉しない。

⑦水分がでてくるので、キャベツと瓶の蓋まで3cmぐらいの余裕をとる。

⑧蓋をしたら常温で4日~1週間、25℃以下の冷暗所で保管。ときどき蓋をあけ炭酸ガスを逃がす。

⑨4日ぐらいから1週間ぐらいで味見をしながら、酸味がでたら冷蔵庫で保存する。重しの芯はとってもOK。

※キャラウエイシードを小さじ2杯ぐらい加えてもOK。

※熟成を待つこと1週間ぐらい。

※発酵がうまくいかないと、ねばねば腐ったような匂い。捨てるしかない。

「水キムチ」

◇韓国でよく食べられているキムチ。

植物性乳酸菌が多く、お米のとぎ汁を使い、スープにしたり、鍋料理として腸に優しく免疫力アップ。

汁が栄養満点。

韓国冷麺のスープの素や、台湾では「白菜の酸菜鍋」と伝統料理として有名である。

※冷蔵庫に移してからは1週間で食べきってください。

◇材料

白菜・・・1/4本(薄く切る)

大根・・・1/4本(薄く切る)

塩・・・小さじ2

「のり」

冷ごはん・・・大さじ2

水・・・200g

「漬け汁」※お好み(全部で300g)

りんご・・・1/2個(薄切り)

なし・・・1/2個(薄切り)

大根・・・1/8個(薄切り)

きゅうり・・・1本(薄切り)

玉ネギ・・・1/2個(薄切り)

長ネギ・・・1/2本(薄切り)

にんにく・・・1-3かけ(薄切り)

しょうが・・・1かけ(薄切り)

アミの塩辛・・・20g

水・・・200g

上白糖・・・大さじ2

塩・・・大さじ1と1/2

水・・・1800ml

◇つくり方

①白菜と大根に塩を入れまぶす(揉みこまない)

出た水分はとっておき、あとで使う。

➁「のり」をつくる

鍋に冷ごはんを入れ、水200gで溶き、中火にかける。透明感がでるまでゴムベラで練り、粗熱をとる。

➂フードプロセッサーに「漬け汁」の材料と「のり」を入れて、できる限り細かく粉砕する。

④ ➂をこし器でしっかりこして、水1800㏄を少しずつ入れながらゴムベラでしっかりこす。

⑤煮沸消毒をした保存瓶に①の白菜と大根を汁ごと入れ、塩と砂糖で味を調えながら常温で風通しの良い場所で一晩おいて発酵させる。

小さな泡が出てきて、酸味がでてきたら、お好みで野菜や果物を加え、冷蔵庫に移す。

他にも関連記事として

新型コロナウイルス時代の免疫レシピ

も参考にしていあただければと思います。

免疫力を高める食事を維持する献立は、日々厳しいと感じられる方もおられると思います。

そのようなときは、新型コロナウイルス対策で、武漢の病院でも処方されている漢方の田七人参をサプリメントにしてとりやすくした、有機栽培・無農薬の「白井田七」で、手軽にとることもおすすめします。

松本哲也

大学を卒業後、広告会社30年間勤務。営業、制作、業務管理の取締役を経て退職。2012年に有機栽培&無農薬の田七人参「田七堂」、免疫力研究センターを設立。事業のかたわら、整骨院・整体師として年間2000人の施術をおこないつつ、人々のからだとむきあう。その後、からだだけのアプローチでは健康にはなれないと悟り、心理カウンセラーとしてこころへのアプローチをおこなう。有機栽培&無農薬の田七人参の大いなる自然のパワーに惹かれ、こころとからだと自然の完全なる調和を目指して活動を実行中。

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