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皆さんの免疫度のチェックです。
□からだの疲れがとれない
□病気にかかりやすい
□病気にかかったら治りにくい
□便秘や下痢が多い
□花粉症や食べ物などのアレルギーをもっている
□吹き出物がよくでる
□扁桃腺がよく腫れる
このような症状が1つでもあれば、免疫が下がっています。
では、免疫とは、いったい何でしょう。
免役とは
体内防御攻撃システムで、病原菌の感染や病気、毒などの異物が侵入しても、それに抵抗して打ちかつ防御力と攻撃力です。一度特定の感染症にかかったら、免疫の力がはたらき、二度と同じ病気に発病しないように、からだを守ってくれる役割をもっています。
免疫が低下する大きな原因を、挙げてみましょう。
◇食生活の乱れや栄養バランスが悪い
◇適度な運動を毎日おこなっていない
◇過度なストレスを毎日感じている
◇日常生活が幸せだと感じていない
◇適度な睡眠がとれていない
◇タバコを吸わないと落ち着かない
◇冷え性など体温が低下している
◇加齢によるもの
○免疫の4つの働き
免疫の役割は、大きくわけて以下のような働きをもっています。
1.免疫創出維持力
免役細胞をつくりだし、正常に維持する力。
2.免疫増強攻撃力
自ら免疫機能を増強し、病原菌を攻撃し、感染を防ぐ力。
3.抵抗力
食材の栄養成分そのものが、体外からの細菌や異物からの攻撃に抵抗する力。
4.抑制力
攻撃のしすぎによる炎症などを抑える力
攻撃する力も大事ですが、攻撃しすぎると体内に不調が生じ、炎症がおこります。
炎症は、さまざまな病気を引き起こし、命をおこすこともあります。
「免疫を維持する」とは、4つの力を保ち免疫のバランスをとっていることです。
決して免疫は高ければ高い方がよい訳ではありません。
免疫のバランスをとることが、最も必要なのです。
免疫は感染や病気、細菌やウイルス感染、異物などの攻撃からからだを守っています。
攻撃と防御の2つ働きを同時におこなっています。
免疫細胞は、骨髄から発生し、血液とリンパ液によって末梢組織まで循環して、からだを守っています。リンパ節は、からだを監視する役割で、病原菌と戦って、免疫細胞を活性化しています。
栄養の役割生物は、生命を守り、生活活動をおこなったり、成長をしていきながら、必要な成分をからだの中に取り入れています。
体外から取り入れている物質は「栄養」で、成分は「栄養素」と呼ばれています。
私たちのからだは、口のなかから取り入れている毎日の食事が、からだに大きく影響を受けています。
からだは、食事で成り立っていると言っても過言ではありません。
食事によって、何を取り入れているのでしょう。
食事は、ストレス解消や楽しみ、コミュニケーションなどもありますが、大きくいえば「栄養」をからだの中に取り入れています。
免疫と栄養の関係
免疫と栄養にはどのような関係があるのでしょうか。
日常生活で栄養を取り入れている食事と、免疫はどのような関係があるのでしょうか。
栄養状態によって免疫の働きが、大きく変化することがあります。
栄養と免疫は密接につながっています。
栄養失調は、免疫不全の原因として世界的にも一般的であります。慢性的な栄養失調で、世界の8億人以上の人々が栄養不良であり、その大多数は発展途上国に問題を生じています。また、栄養不足は多くの先進諸国の問題であり、さまざまな食べ物が蔓延している食事バランスに起因しています。
栄養不足は、免疫を保つための特定の微量元素が欠乏するだけでなく、エネルギーと主要栄養素が摂取不足となっています。
栄養過剰は、栄養素、主要栄養素を栄養必要量以上に過剰摂取していることによる栄養不良であり、免疫に悪い影響を与えています。
栄養不良による免疫障害は、感染症と病気へのつながり、栄養不良の状態を悪化させ。食欲不振による栄養素の摂取低下、栄養素の喪失、代謝への変化などをまきおこしています。
栄養不良と感染症による状態の悪化は、互いに促進し合い、危険な悪循環につながることになります。
私たちは、バランスよい食事で栄養を体内に取り入れ、バランスのよい免疫機能を保ち、そのおかげで、健康な生活をおくることができています。
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免疫を高める栄養素
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