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免疫力を高める「腸内環境の不調は生活習慣の乱れ」
腸は、消化と吸収を司る「小腸」と、便をつくる「大腸」の2つに大きく分けられます。
小腸は免疫機能が集まっているのであまり不調を起こすことは少ないですが、大腸は不調を引き起こしやすいと言えます。
腸は、生活習慣の乱れによって大きな負担をかけています。
・朝ごはんを抜いている
・炭水化物ダイエットなどをしている
・食事が不規則になっている
・運動不足
・夜更かし
・ストレスを溜め込んでいる
など生活習慣のリズムが乱れている人は、腸に大きな負担をかけていると言えます。
そのような生活習慣のバランスを壊している人は、便秘、下痢、ガスが溜まる、臭いオナラなどなんらかカラダに症状があらわれます。
女性に多い悩み「便秘」
特に便秘になっている女性の悩みを多く耳にします。
加齢とともに腸内環境は悪玉菌が優勢になっています。
便秘には、大腸ガンなど大きな病気を抱えている可能性を秘めているので要注意です。
便秘といってもさまざまな違いがあります。
毎日便が出なくても2~3日に一度便があり、残尿感もなくスッキリしている、バナナ1本分の便が心地よくでてくるなど便秘と言えないケースもあります。
お腹の張りや残便感などがある場合は、腸がかなり弱っている「便秘」と言えます。
便もさまざまで、柔らかすぎる便、下痢状の便、コロコロ状の便、硬い便などは要注意です。
バナナ状のスッキリ便がとても健康な状態と言えるでしょう。
腸の不調に隠れている病気
大腸ガン
初期は症状がほとんどありませんが、進行すると、便秘と下痢を繰り返す、血便などの出血、お腹の張りなどもみられます。
貧血・お腹のしこりがあらわれる方は、横行結腸ガン、上行結腸ガン、盲腸ガンなどの可能性が高く、大きくなるまで症状があらわれにくいことが特徴です。
血便、便秘、下痢、便が細くなるなどの症状があらわれる方は、下行結腸ガン、S状結腸ガン、直腸ガンなどの可能性が高く、症状も発見されやすい状況です。
大腸ポリープ
大腸粘膜層の一部がイボ状に隆起してできたもので、腫瘍性ポリープ(腺腫)と非腫瘍性ポリープに分けられ、大腸ガンになるポリープ(腺腫)もあればガンにならないポリープもあります。
感染症腸炎
細菌、ウイルス、寄生虫などの病原体が腸に感染して消化器官の不調を引き起こします。食品や飲料水を媒介とする場合は集団発生がみられ、食中毒と呼ばれます。
過敏性腸症候群
腸の検査や血液検査でも異常がみられないのですが、便秘や下痢などが長く続く病気です。
先進国に多い病気で、自律神経の乱れが関係していて、ストレスや疲労などが溜まることから症状が悪化します。男性は下痢、女性は便秘の症状が目立ちます。
腸閉塞(イレウス)
口から摂取した飲食物や唾液や胃液をはじめとする消化液は、1日数リットルも胃腸に分泌され、小腸や大腸で吸収されて、残りは便として排泄されます。
その食べ物や消化液が小腸や大腸で滞った状態で、内容物が腸に詰まった状態が腸閉塞(イレウス)です。
腸の内容物が口の方向に逆流して、吐気や謳吐をともなう腹痛をあらわします。
潰瘍性大腸炎
大腸の粘膜が炎症を起こして、ただれや潰瘍ができる病気で、激しい下痢や頻繁におきる腹痛をともないます。
以前は欧米人や若い人に多かった病気ですが、最近は日本でも急速に増えていて、中高年にも広がってきており、国の指定難病に認定されています。
腸の不調は、このような腸の病気を引き起こす可能性を秘めていますので、生活習慣の乱れに注意して、腸の不調が長引くときは、早めに係りつけの医療機関などを受診しましょう。
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