免疫力は腸で決まる「腸内フローラ」

「腸内フローラ」とは腸内細菌の集合のことで、多種類の腸内細菌が種類ごとにコロニーを形成して、腸に棲みつく様子が花畑(フローラ)のように見えることからそう呼ばれており、最近の研究では3万種類、1000兆個の腸内細菌がいることが明らかになっています。

免疫力の70%は「腸内細菌」がつくっており、残り30%は「こころ」がつくっています。
「こころ」の健康の素「幸せホルモン」を脳に送るのは「腸内細菌」がおこなっています。
簡単に言えば気の持ちようであり、大声で笑ったり、良いことをイメージするだけで、免疫力は活性化します。
健康は「腸」の状態で決まっていると言えます。

Contents

① 腸が健康になると免疫力がアップする

免疫細胞の70%をしめる腸が活性化すれば、健康的に年を重ねアンチエイジング効果も高い。毎日が若々しく生きられます。

➁「幸せホルモン」の素をつくり、こころが元気になる

幸せホルモンであるドーパミンやセロトニンの素をつくるのも腸内細菌。腸が元気であれば、ストレスに負けない精神力を培ったり、うつ病や自殺者も減り幸福感を感じることができます。

➂病原菌やウイルスなどをからだの外に出す

口からはいってきた病原菌やウイルスなどを腸内の免疫細胞が排除して、下痢や嘔吐などによってからだの外に出します。

④腸内細菌は病気の予防をする

腸内細菌によって、風邪、食中毒、動脈硬化、認知症、アレルギー疾患、肥満、インフルエンザ、がん、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などのウイルスや不健康体質を予防し、老後も健康なからだをつくります。

⑤消化をスムーズにする

特に女性は便秘に悩まされますが、腸内細菌が活性化していれば、便秘になることもありません。

⑥ビタミンをからだの中でつくる

からだの中で生命活動に必要なビタミンB群やビタミンKをつくるのは腸内細菌だけです。
新陳代謝も落ち、イライラしたりするのは腸内細菌が減少している危険信号です。

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