免疫力を高める「NK細胞の活性化」

免疫力

発酵食品に含まれる乳酸菌の善玉菌は、腸の活性化をはかり便通などを改善します。

もうひとつの役割は、免疫力の指標ともされているナチュラルキラー(NK細胞)の活性を高めカラダを健康に導きます。

特にNK細胞の活性化と免疫力は密接な関係をつくっています。

免疫力の役割

免疫力とは、カラダの中に病原菌や毒素などの異物が侵入しても、それに打ち勝つ能力です。

病気にならないカラダのしくみで、先天的の備わっている自然免疫と、病原体に感染することで後天的に得られる獲得免疫のふたつがあります。

NK細胞を活性化して免疫力を高める

免疫細胞の正体は血液中の白血球で、それぞれの役割を担う免疫細胞が連携して、カラダの免疫を守っています。

NK細胞は、病原体の発見と初期の攻撃を担当しています。

NK細胞が発見されたのは1975年、元山形大学の学長の仙道富士郎氏やピッツバーグがん研究所教授のロナルド・ハーパマン氏の研究により、独力で働き、がん細胞や感染細胞などを初期段階で攻撃する細胞がわかり、「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」で「生まれながらの殺し屋」と命名されました。

自然免疫のグループにはいる白血球のNK細胞は、血液やリンパ液にのってカラダ中を巡り、ウイルスやガン細胞などを攻撃します。

NK細胞が活性化しているほど免疫力が高く、病気になりにくいカラダと言えます。

たとえば、特定のヨーグルトに含まれるR-1乳酸菌銘柄をスーパーなどでみかけたことがある人も多いでしょう。

R-1乳酸菌がつくりだすネバネバしたEPSと呼ばれる多糖体は、腸にある細胞からカラダに吸収されて、白血球に含まれるマクロファージと樹状細胞によりNK細胞を活性化します。

ではNK細胞の活性が低いとどうなるのでしょう。

風邪にかかりやすく治りにくい、ヘルペスウイルス感染などを繰り返す、感染症の死亡率が高く、ガンになるリスクが高いなど病気になりやすい状態になります。

NK細胞はカラダを病気になりにくくする大事な免疫細胞です。

NK細胞の活性の低下は、加齢・お酒などのとりすぎ・喫煙などの不規則な生活、離婚・死別・孤独などの精神的ストレスによって引き起こされます。

NK細胞の活性化に大事なこと

ではどうしたらNK細胞は活性化するのでしょう。

適度な運動、強いストレスがかからない生活、いつも笑いをとりいれる、

ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などを積極的に摂ることで、腸内環境を改善して、免疫力を高めていき、病気になりにくいカラダをつくっていきましょう。

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松本哲也

大学を卒業後、広告会社30年間勤務。営業、制作、業務管理の取締役を経て退職。2012年に有機栽培&無農薬の田七人参「田七堂」、免疫力研究センターを設立。事業のかたわら、整骨院・整体師として年間2000人の施術をおこないつつ、人々のからだとむきあう。その後、からだだけのアプローチでは健康にはなれないと悟り、心理カウンセラーとしてこころへのアプローチをおこなう。有機栽培&無農薬の田七人参の大いなる自然のパワーに惹かれ、こころとからだと自然の完全なる調和を目指して活動を実行中。

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