免疫力を高める「血液系とリンパ系」

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免疫力を高める「血液系とリンパ系」

免疫力を高めることに関係する循環器系は、血液系とリンパ系の大きく2つのカラダの流れをもっています。

血液系(血液の循環する心臓と血管系):閉鎖循環器系

心臓がポンプの働きによって、動脈を通じて血液を全身に送り、静脈を通じて心臓に戻ります。心臓→動脈→毛細血管→静脈→心臓

リンパ系(毛細血管から静脈に流れ込むリンパ管系とリンパ節):開放循環器系

細い毛細血管網からリンパ管・リンパ節を通じて、胸管という太いリンパ管に合流して、首下の静脈を通じて心臓に戻ります。

組織→リンパ毛細管→リンパ管→左鎖骨下静脈→静脈→心臓→動脈→毛細血管→組織

リンパ管・リンパ節・リンパ球・リンパ液

カラダの免疫のしくみを構成するリンパ組織は、全身に張り巡らせているリンパ管とリンパ節、血液やリンパ液を流れるリンパ球、胸線や脾臓、扁桃などによって構成されています。

リンパ液は無色のタンパク質とリンパ球に富む液体で、脂肪を吸収する小腸などの全身の臓器、組織のすきまにあって、ゆっくりと流れています。

全身のリンパ節は上から、

・耳/耳下リンパ節

・首/頸部リンパ節

・顎/顎下(がくか)リンパ節

・鎖骨/鎖骨下リンパ節

・脇/腋窩リンパ節

・ひじ/ひじリンパ節

・鼠径部/鼠径(そけい)リンパ節

・膝/膝下(しっか)リンパ節

などリンパ節は、通常2~3ミリ(細菌感染などで10~20ミリ)の豆状のもので、全身に300~600個設置されています。

毛細血管や静脈に関わる老廃物をリンパ液によって、リンパ節を通過し炎症を起こしながら、リンパ節で細菌や異物を捉え、外敵からカラダを守っています。

血管は、心臓がポンプの役割をしてカラダ中を巡っています。

リンパ管は、末端の毛細リンパ管がだんだん太くなり、最後は胸の近くで静脈に流れ込む一方通行です。

リンパ液は一方通行で停滞しがちですが、リンパ液の流れをよくする入浴法などで、しっかり流すと効果的です。

リンパ入浴法

・湯舟にカラダを浸して温める

→リンパ液流しやカラダを洗う前に、主要なリンパ節を軽く押すとめぐりがよくなる

→スポンジやボディタオルを使う

→首から手先にむかって洗いながらリンパ液を流す

→背中・腰・尻・太もも・膝・足先と上から下へ洗っていきます

→洗い終わったらその逆に、強めの熱めのシャワーなどで足先から首、手先から首、最後に胸のリンパ節から静脈へ、流し込むように圧力をかけていきます。

炭酸ガスの入浴剤などの泡が血管を拡張させ、一酸化炭素を分泌させてくれて、カラダを温めたりリラックスをさせてくれます。


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松本哲也

大学を卒業後、広告会社30年間勤務。営業、制作、業務管理の取締役を経て退職。2012年に有機栽培&無農薬の田七人参「田七堂」、免疫力研究センターを設立。事業のかたわら、整骨院・整体師として年間2000人の施術をおこないつつ、人々のからだとむきあう。その後、からだだけのアプローチでは健康にはなれないと悟り、心理カウンセラーとしてこころへのアプローチをおこなう。有機栽培&無農薬の田七人参の大いなる自然のパワーに惹かれ、こころとからだと自然の完全なる調和を目指して活動を実行中。

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