免疫力を高める「骨を強くする」
大腿骨を骨折した人の20%の人は1年以内に亡くなっていて、5年以内の生存率は約50%です。(出典:国立がん研究センター)
骨折の主な原因は「骨粗鬆症」で、女性に圧倒的に多くあらわれます。
骨粗鬆症は高齢者の病気で、私は関係ないと思っている人がおられたら大きな間違いです。
骨粗鬆症の80%は女性で、更年期前後から骨量の減少がはじまります。
主な原因は女性ホルモンのエストロゲンの減少で、エストロゲンには骨の新陳代謝に関して骨が溶け出すのを抑える働きをもっています。
骨粗鬆症は検査を受けていないと、はじめのうちは症状がわかりません。
こんな症状はありませんか?
・背中が猫背になってきた
・歩くのが遅くなった
・ちょっとしたことでつまずく
・腰や背中が痛い
このような症状がでてくると要注意です。
多くの自治体で骨粗鬆症検診を実施
現在、多くの自治体では女性の40歳から70歳迄で、5歳刻みで骨粗鬆症検診がおこなわれています。
診断は「YAM:若年成人平均値」が基準で、20歳から40歳迄の若く健康な人の骨密度の平均値と比べて、どのくらい骨量が減少したかを表します。
骨粗鬆症:YAM値70%以下
骨粗鬆症予備群:YAM値70%~80%未満
と診断されます。
一生自分の足で歩き続けるには、65歳でYAM値80%がベストです。
骨粗鬆症は「骨強度が低下して、骨折しやすくなる骨の病気」とされています。
「骨強度」には骨密度が70%、「骨質」が30%関係していると説明されています。
骨粗鬆症は、骨密度の低下と骨質の劣化が影響しあって骨折リスクが高まる病気と言えます。
骨にはコラーゲンが大事
「骨」と言えばカルシウムをイメージしがちですが、大事なのは骨の体積の50%をしめるコラーゲンです。
コラーゲンの分子の結合を「コラーゲン架橋」と呼び、コラーゲンが規則正しくしっかりしているものを「善玉架橋」、バラバラなものを「悪玉架橋」と呼びます。
コラーゲンがバラバラだと、骨はもろくなってしまいます。
食事と運動で骨ケア
骨粗鬆症にならないためには、バランスの良い食事と適度な運動で骨の材料を補う必要があります。
骨を強くするには、コラーゲンの源であるタンパク質やビタミンDの摂取が不可欠。
ビタミンDは不足しがちですので要注意です。
また適度な運動も大事で、ウオーキングにプラスして筋トレも積極的に心がけると良いでしょう。
どうしても骨量が減ってきてしまったら、婦人科などでの相談はもちろんですが、「ビスホスホネート製剤やサーム薬、活性型ビタミンD3などもあるのでかかりつけ医と相談してみましょう。
あなたのカラダを守る免疫力と骨は大きな関係があります。
骨をつくる骨芽細胞がだすホルモンのオステオポンチンは、骨髄にある「造血幹細胞」の働きをよくして、全身の免疫力を高めています。
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